ハンドメイド作家として販売を始めると、意外と早い段階で悩むのが「銀行口座、どうしよう?」ということではないでしょうか。
最初はプライベートの口座をそのまま使っていても、売上の入金、材料費の支払い、イベント出店料の振込などが増えてくると、お金の流れが見えにくくなってきます。
私自身は、プライベート用に楽天銀行、ハンドメイド作家用に住信SBIネット銀行を使っています。
作家活動をしていると、イベント出店料や備品代などで振込をする機会があります。スマホで振込まで完結できて、手数料の無料回数があるネット銀行はかなり便利だと感じています。
この記事では、ハンドメイド作家におすすめの銀行口座の選び方と、私が実際に使って感じた使い分けを紹介します。
ハンドメイド作家は銀行口座を分けた方がいい?
結論から言うと、ハンドメイド作家として販売をしていくなら、プライベート用と作家活動用で銀行口座を分けるのがおすすめです。
理由は、売上と生活費が混ざると、あとから確認するのが大変になるからです。
ハンドメイド活動では、材料費、梱包資材、送料、イベント出店料、ショップ運営費など、細かい支払いが増えます。ひとつひとつは少額でも、積み重なると大きな金額になります。
口座を分けておけば、「この口座の入出金は基本的に作家活動のもの」と見られるので、確定申告の準備もしやすくなります。
また、作家活動でどれくらい売上があり、どれくらい経費が出ているのかも見えやすくなります。感覚ではなく数字で見られるようになるので、次の仕入れやイベント出店も考えやすくなります。
ハンドメイド作家の銀行口座選びで見るポイント
作家用の銀行口座を選ぶときは、次の4つを見ておくと選びやすいです。
振込手数料の無料回数があるか
マルシェやイベントの出店料、委託販売先への支払い、仕入れ先への振込など、作家活動では振込を使う場面があります。
毎回の手数料は数百円でも、回数が増えると地味に負担になります。月に数回でも無料で振込できる口座を選んでおくと、余計な出費を減らせます。
スマホで完結できるか
制作、発送、家事、子育ての合間に銀行へ行くのは大変です。
スマホで残高確認や振込ができるネット銀行なら、すき間時間に手続きできます。私も、イベント出店料の振込をスマホで済ませられるのはかなり助かっています。
クレジットカードと分けて管理しやすいか
銀行口座だけでなく、クレジットカードも作家用に分けると管理が楽になります。
私は、プライベート用に楽天カード、作家用に楽天PINKカードを使っています。
材料費や梱包資材を作家用カードで支払うようにしておくと、あとから明細を見返すときに「これは経費かな?」と迷う時間を減らせます。
自分が続けやすいか
銀行選びでは、手数料のお得さも大切ですが、自分が使いやすいことも大切です。
アプリが見やすい、カードを間違えにくい、家計管理と分けやすいなど、自分が無理なく続けられる形を選ぶのがおすすめです。
私が使っている銀行口座の組み合わせ
私が現在使っている組み合わせは、次の通りです。
- プライベート用:楽天銀行
- ハンドメイド作家用:住信SBIネット銀行
- プライベート用カード:楽天カード
- 作家用カード:楽天PINKカード
楽天銀行は、楽天カードや楽天ポイントとの相性がよいので、普段の生活費管理に使っています。
住信SBIネット銀行は、作家活動用として使っています。スマホで振込しやすく、目的別口座でお金を分けやすいところが気に入っています。
この組み合わせにしている一番の理由は、「生活のお金」と「作家活動のお金」を混ぜないためです。
作家用に住信SBIネット銀行を使って感じたメリット
住信SBIネット銀行を作家用に使っていて便利だと感じるのは、手数料の無料回数と目的別口座です。
振込やATMの無料回数がある
住信SBIネット銀行には「スマートプログラム」という優遇制度があります。
2026年6月時点の公式情報では、ランクに応じてカードATMと他行宛振込の無料回数が変わります。
- ベーシック:カードATM 月2回、他行宛振込 月1回
- シルバー:カードATM 月5回、他行宛振込 月5回
- ゴールド:カードATM 月10回、他行宛振込 月10回
- VIP:カードATM 月15回、他行宛振込 月15回
- プラチナVIP:カードATM 月20回、他行宛振込 月20回
新しく口座開設した人は、口座開設日から4か月間はシルバーからスタートすると案内されています。つまり、最初の数か月はATMも他行宛振込も月5回まで無料で使えるイメージです。
もちろん条件や内容は変わることがあるので、実際に使う前には公式ページで確認してください。
目的別口座でお金を分けやすい
住信SBIネット銀行には、目的別口座という機能があります。
ひとつの口座の中で、「材料費用」「税金用」「イベント出店用」「仕入れ用」のように、お金を分けて管理できる機能です。
作家活動では、売上が入ったあとに全部使えるわけではありません。材料費、税金、次回イベントの出店料など、残しておきたいお金もあります。
目的別口座を使うと、お金の置き場所を分けられるので、「使っていいお金」と「残しておきたいお金」が見えやすくなります。
プライベート用に楽天銀行を使って感じたメリット
楽天銀行は、楽天カードや楽天市場をよく使う人にとって使いやすい銀行です。
私の場合はプライベート用として使っていますが、楽天市場で材料や梱包資材を買うことが多い作家さんなら、作家用口座として使うのもありだと思います。
楽天銀行にも「ハッピープログラム」という優遇制度があり、会員ステージに応じてATM手数料や他行振込手数料の無料回数があります。
楽天カードと楽天PINKカードはどちらも楽天カードなので、プライベート用と作家用でカードを分けても、使い勝手が大きく変わらないところも便利です。
今から始めるなら、銀行口座の組み合わせは逆にするかも
現在の私は、プライベート用に楽天銀行、作家用に住信SBIネット銀行を使っています。
ただ、今からゼロから始めるなら、反対にするかもしれません。
理由は、住信SBIネット銀行の目的別口座を、プライベートの家計管理にも使いたいからです。
生活費、固定費、子ども費、税金、旅行費、予備費など、家庭のお金も分けておきたい項目がたくさんあります。目的別口座は、こうした家計管理にも向いていると感じます。
一方で、楽天銀行を作家用にして、楽天PINKカードと組み合わせる形でも管理はしやすいと思います。
どちらを作家用にするかよりも大切なのは、プライベートと作家活動のお金を分けることです。
ハンドメイド作家におすすめの銀行口座の選び方
私の実体験から言うと、ハンドメイド作家にはネット銀行がおすすめです。
特に、次のような人はネット銀行の便利さを感じやすいと思います。
- イベント出店をする
- 振込をする機会がある
- 材料費や備品代を管理したい
- 銀行へ行く時間を減らしたい
- 会計アプリと連携して管理したい
最初から完璧な事業用口座を作ろうとしなくても大丈夫です。
まずは、プライベート用と作家活動用を分けるところから始めるだけでも、お金の管理はかなり楽になります。
まとめ
ハンドメイド作家におすすめの銀行口座は、スマホで管理しやすく、振込手数料やATM手数料の無料回数があるネット銀行です。
私は現在、プライベート用に楽天銀行、ハンドメイド作家用に住信SBIネット銀行を使っています。
住信SBIネット銀行は、スマートプログラムによる無料回数と、目的別口座でお金を分けられるところが便利です。
楽天銀行は、楽天カードや楽天市場をよく使う人にとって相性がよく、作家用として使う選択肢もあります。
どちらを選ぶとしても、大切なのはプライベートと作家活動のお金を混ぜないことです。
まずは銀行口座とクレジットカードを分けるところから始めると、売上や経費の管理がぐっと楽になります。
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